青葉の森公園

(中央区青葉町)

農林省畜産試験場と農事試験場のあった場所が県に移管され、急スビードで開発されていった。昔は国の施設で関係者のみしか入ることが出来ず、神明町、出洲、新宿、新田町一帯の避難場所になっていて訓練のため入った人も居たが施設の中に入った人はあまりいなかったようだ。 　県立公園になる発表があると、自然が豊富に残るこの貴重な土地をなるべく人工を加えないで欲しいと望んだ人が多かった。大網街道沿いに千葉寺球場が、市立病院側に県立博物館が建った、そのあと日本庭園、西洋庭園、噴水庭園、野外美術館と次々と築造されていった。 　昔からあった舟田池を囲んで自然散策路の起伏に野草や雑木の林があり、小鳥も多く、池には水鳥が悠々と泳いでいて野鳥の別天地と言った感じだ。野鳥観察舎もあって小烏を愛する人達に人気があるようだ。なお、園中央あたりに荒久古墳がある。